2020年07月23日、登山電車全線運転再開日の後編になります。前編はこちら。

さて、一回湯本に降りて昼食をとり、大平台に登ってきました。大平台駅構内にある玉の湯さんの広告看板の脇にはこのような幕が張られていました。

458列車 104-106 鉄道線 上大平台(信)~仙人台(信)
458列車 104-106 鉄道線 上大平台(信)~仙人台(信)

大平台駅から徒歩約7分。大沢橋梁にやってきました。電車からは被害跡がまだ生々しく残っているのが良く見えました。こちらもまだまだ工事が続くものと思います。

461列車 104-106 鉄道線 宮ノ下~小涌谷

そしてこちらがあの蛇骨陸橋。小涌谷の駅からそう遠くないところにあります。営業列車が走っているのが作業用の橋の橋脚の隙間から見えています。あの大変な被害を受けた蛇骨陸橋を電車が走っているのは本当に嬉しく感無量ですね。しかしここは仮橋での仮復旧。まだまだ大工事が続いています。もちろん電車は徐行運転で、20km/hの速度制限が設けられていました。どんな姿になるのか楽しみですが、現在の仮線も要記録ですね。

470列車 104-106 鉄道線 宮ノ下~小涌谷

あの日川になった小涌谷踏切を電車が走っていきます。踏切待ちの乗用車の人が、電車に手を振っていました。ほっこり。

小涌谷駅です。工事が続いているため駅前には清水建設の工事詰所が建っています。

484列車 B2編成 鉄道線 宮ノ下駅

さて一通り被災場所を見た帰り道、上り480列車に乗っていると、小涌谷で先ほど貸切に使用されていたHM付きB2編成と交換。109+108と車交して運用に入ったようでした。これは撮りたいと宮ノ下で下車しましたが、もう大雨。仕方なく屋根のある構内踏切の近くから撮影しました。結果はご覧の通りでしたが、まあ思い出です。もう十年以上経ちましたっけ、小学生の頃に箱根ワクワク号に乗ったのですが、その時の充当車両がこのB2編成でして、なかなか思い入れのある編成です。この日はこの電車に乗っかって帰りましたとさ。

467列車 A1編成+A4編成 鉄道線 小涌谷~彫刻の森

 僕は登山電車が大好きです。幼いころから家族でよく乗りに行きました。友達とも乗りました。趣味的にも好きですが、気持ちの落ち着く電車で、いろいろな思い出の詰まった特別な電車です。今回、07月23日の1週間ほど前から僕はとてもワクワクしていました。登山電車が運転再開することへのワクワクでした。ワクワクが、帰ってきたのです。本当に嬉しい、本当に良かった、本当に感謝。そんな気持ちしかありません。

 思えば台風が来る直前、箱根は噴火警戒レベルが1に下がったばかりでした。大涌谷にも行けるようになり、ようやく観光客が戻るかと思った矢先の台風19号。そしてこんどはコロナ。電車が動いたのはとても嬉しく大きな一歩なのですが、まだまだ箱根は大変です。本当に心が痛みますし、自分自身少しでもなにか応援をしたいと思います。また登山電車は復旧しましたが、上田電鉄のように同じ台風で被災し、まだ再開できていない路線もあります。今年7月の豪雨で被災した地域もあります。コロナの影響で大変な方々もいます。でも今自分は安定した生活ができている。そのことに感謝を持って、そして大変な人たちのことを思いながら、できるだけの支援をしながら生活していかなければと思わされます。

 以上、箱根登山電車運転再開当日のお話でした。運転再開直前に訪れた時の記事はこちらです。もしよろしければご覧ください。

~参考文献~
伊豆箱根バス 箱根芦ノ湖水陸両用バス NINJABUS
http://www.izuhakone.co.jp/bus/ninja1/index.html/
(2020年08月01日 閲覧)

東洋経済オンライン 箱根登山鉄道「3カ月前倒し復旧」なぜ実現した?
https://toyokeizai.net/articles/-/364313
(2020年08月01日 閲覧)

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